Space and Place

 

"Space and Place"

Seijiro Murayama / soundworm

Ftarri (ftarri-998)
1,890yen (tax in) compact disc

Numbered limited edition of 500

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これは連名となっているが、いわゆる「演奏」は村山さんのスネアソロで、soundwormは 2〜5曲目に於いてあらかじめ決めたルールに従い複数のグループのマイクをリアルタイムでオンオフしている。これらは多重録音だと疑われるような構成と音像だが全て一発録りである。マイクは通常スネアに置かれる位置以外に村山さんの手首や、窓の外や、スネアの胴に貼ったコンタクトマイクなど計6回線(7 だったかもしれない)あり、それらのうち一つはアナログシンセも経由している。1曲めと6曲目はリヨンの修道院での録音でこれは純粋なソロだが、ダビングを疑われるような盛大な天然フィードバックが発生している。

 

description

村山政二朗:snare drum, cymbal, objects
サウンドワーム (Soundworm):sound engineering, suggestions

All compositions by Seijiro Murayama
Tracks 1 and 6 recorded live by Vincent Rioux at the Monastery of Sainte-Marie de La Tourette, France, October 2008
Tracks 2-5 recorded by Soundworm in Koganei, Japan, February 2008
Mastered by Hiromits Shoji at Sara Disc
Design by Elico Suzuki (Suzueri)

村山政二朗(パーカッショニスト)は1999年にフランスに移住し、ソロ演奏のほかに、ジャン=リュック・ギオネ、エリック・ラ・カーザ、エリック・コル ディエらと共演し、近年はCDリリースも多い。毎年帰国して各地でコンサートをおこなっている。サウンドワームは、録音エンジニアで演奏家としても活動す る庄司広光の変名。

本作は村山がシンバルとスネア、小道具(6曲目ではヴォイスも)を使ってソロ演奏した6曲を収録。うち4曲 (2-5) は、サウンドワーム(庄司)との共同作業を前提に村山が作曲した作品で、東京での録音。2〜3本のマイクからなるグループをいくつか用意し、それらをスタ ジオ内の各所に配置。あるグループのマイク1本は屋外に設置された(これら以外に、2個のコンタクト・マイクをスネアに接着)。スコアには、時間の経過と ともにどのグループのマイクをオンにするかが指示されていて、それに従って、サウンドワームがオン・オフの切り替えを担当。一方、村山は録音されているサ ウンドをヘッドフォンで聴きながら、スコアを見ることなく即興演奏をおこなった。こうして出来上がった作品において、村山の演奏は時間ごとに位置を変え、 そして微妙な位相のずれを起こして耳に飛び込んでくる。村山が生み出すサウンドと作曲の構造、この両方の妙を堪能できる作品。残りの2曲 (1, 6) はフランスのリヨン郊外にあるラ・トゥーレット修道院(ル・コルビュジエの設計で知られる)での演奏で、修道院内の反響を大いに活かした壮大なサウンドが 聴く者を圧倒する。

tracks

  1. snow's sun (13:22)
  2. composition for recordings 1 (8:22)
  3. composition for recordings 2 (8:30)
  4. composition for recordings 3 (8:45)
  5. composition for recordings 4 (8:21)
  6. nothing is everything (16:27)

score

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